口腔内スキャナーを導入しました。
2023年4月に口腔内スキャナーを導入しました。
口腔内スキャナーは従来のシリコンを使用した手動の型取りが不要なので、
嘔吐反射の激しい方もストレスなく歯の型取りを行う事が可能です。
院内感染予防対策③
6月に入り、小中学校が分散登校で再開し始め、街は人通りが多くなってきたように感じます。それでもコロナウイルスに対する不安は残ります。今日、6月2日東京アラートが発動されました。多くの人達が、心配していた事ではないでしょうか?「第2波」が来ない事を願いたいです。
さて、今回のテーマは「院内感染予防対策はスタッフの底力」と題して、2月からのこれまでの取組みとスタッフの苦労話を書いてみたいと思います。
私どもの医院では、毎週1回2時間前後の勉強会あるいはミーティングを行っています。ミーティングルームとして使っている日当たりの良い広い空間がありますので、気持ち的にも診療室とはまた違った開放感があります。2月頃からの勉強会、ミーティングはそのほとんどを「新型コロナウイルス(SARS-COV-2)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、院内感染予防対策」にテーマを絞って行ってきました。大分県の病院で院内感染が報じられる以前より、昼休みが盲点だと思っていましたので、昼休みの昼食時間は「黙々と食べて話をするならマスクを付けて話そう」としていました。
それまで盛り上がっていた昼休みでしたが食事中はシーンとしています。今ではそれが院内でのスタンダードとなっているようです。こんな事を書くとスタッフさんかわいそうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。マスク越しに皆笑っていますから。。。
4月頃からテレビでもコロナウイルス関連の特番が放送されるようになりました。スタッフ全員が自宅に帰ってからも各々がこの特番を観るようにしていました。コロナに関する情報や、医療従事者としての自覚を持つ意味でも観るようにしていました。その上で勉強会、ミーティングへと繋げていきました。
院内感染予防対策として、一口に「きれいに拭きましょう」だけではなかなか出来るものではありません。医療では「清拭」と呼ばれるものですが、消毒液を付けた専用クロス等で、きれいな場所から汚染されている場所に向かって一定方向に吹き上げます。(戻し拭きはしません)この実習を行い一人一人ロールプレイングして実際に出来ているかどうかを確認しています。そして練習です。
数種類の消毒液を様々な場面で使い分けをしています。そしてその濃度がとても大切になります。次亜塩素酸系の消毒液は、濃度の管理、継続がとても大切になるため「残留塩素チェッカー」を用いて確認を行っています。院内感染予防対策、清掃、消毒、滅菌、実際にこのことはスタッフの総力以外の何者でもありません。このことにスタッフ皆が自信と誇りを持って職場と家庭に生かして欲しいと切に願っています。「職場に居る方が一番安心」と言ってくれたスタッフに、にっこり笑顔で返しました。
院内感染予防対策② 患者さん用の手指消毒剤入荷のお知らせ
【5月16日土曜日】
今日は、ポンプ式の手指消毒剤がひとつ届きました。これは、国から優先供給として有償にて配布されたものです。商品が届くまでに予定よりも相当な時間が経過していましたが、それでも患者さん用に使える即乾性手指消毒剤はとても有難いです。
当医院には、ポンプの上部に手を触れずに手をかざす事でセンサーが反応して適量の消毒液が出てくる装置があります。それにセットして院内に置いてあります。
患者さん用の手指消毒剤は院内に5箇所設置しています。アルコールで手が荒れる方は次亜塩素酸系の手指消毒剤も設置していますのでどうぞご自由にお使いください。一般的に言われる「アルコール消毒液」とは消毒用エタノールのことを指します。有効成分の中に消毒用エタノールを溶剤として塩化ベルザコニウムやクロルヘキジンなど他の消毒剤を含有させていることが多いです。そのことにより広範囲な細菌やウイルスを消毒することが可能となります。
次亜塩素酸系の手指消毒剤には、弱酸性に調整された水溶液や電気分解された機能水などがあります。ベタつきがなくサラッとした肌触りが特徴です。
漂白剤やカビ除菌剤などの成分になっている、お馴染みの次亜塩素酸ナトリウムは、全く別のものになります。次亜塩素酸ナトリウムは医療現場の消毒にも多用されますが、使用目的により濃度を変えており、その取扱いには注意が必要です。
院内感染予防対策① 新型コロナウイルスの感染対策と安全診療
習志野市 実籾駅の「あじき歯科医院」です。
新型コロナウイルスに負けない免疫力を高めるために、大切なお食事の入口としてのお口。
そして口腔内の除菌と徹底した衛生管理による口腔管理。
いは、歯科医院の役割は非常に大きなものになっていると感じております。
そのために、このようなコロナ渦に対応すべく、診療には細心の注意を払い、患者様と従業員の安全を第一に診療を進めております。
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