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院内感染予防対策③

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6月に入り、小中学校が分散登校で再開し始め、街は人通りが多くなってきたように感じます。それでもコロナウイルスに対する不安は残ります。今日、6月2日東京アラートが発動されました。多くの人達が、心配していた事ではないでしょうか?「第2波」が来ない事を願いたいです。

さて、今回のテーマは「院内感染予防対策はスタッフの底力」と題して、2月からのこれまでの取組みとスタッフの苦労話を書いてみたいと思います。

私どもの医院では、毎週1回2時間前後の勉強会あるいはミーティングを行っています。ミーティングルームとして使っている日当たりの良い広い空間がありますので、気持ち的にも診療室とはまた違った開放感があります。2月頃からの勉強会、ミーティングはそのほとんどを「新型コロナウイルス(SARS-COV-2)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、院内感染予防対策」にテーマを絞って行ってきました。大分県の病院で院内感染が報じられる以前より、昼休みが盲点だと思っていましたので、昼休みの昼食時間は「黙々と食べて話をするならマスクを付けて話そう」としていました。

それまで盛り上がっていた昼休みでしたが食事中はシーンとしています。今ではそれが院内でのスタンダードとなっているようです。こんな事を書くとスタッフさんかわいそうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。マスク越しに皆笑っていますから。。。

4月頃からテレビでもコロナウイルス関連の特番が放送されるようになりました。スタッフ全員が自宅に帰ってからも各々がこの特番を観るようにしていました。コロナに関する情報や、医療従事者としての自覚を持つ意味でも観るようにしていました。その上で勉強会、ミーティングへと繋げていきました。

院内感染予防対策として、一口に「きれいに拭きましょう」だけではなかなか出来るものではありません。医療では「清拭」と呼ばれるものですが、消毒液を付けた専用クロス等で、きれいな場所から汚染されている場所に向かって一定方向に吹き上げます。(戻し拭きはしません)この実習を行い一人一人ロールプレイングして実際に出来ているかどうかを確認しています。そして練習です。

数種類の消毒液を様々な場面で使い分けをしています。そしてその濃度がとても大切になります。次亜塩素酸系の消毒液は、濃度の管理、継続がとても大切になるため「残留塩素チェッカー」を用いて確認を行っています。院内感染予防対策、清掃、消毒、滅菌、実際にこのことはスタッフの総力以外の何者でもありません。このことにスタッフ皆が自信と誇りを持って職場と家庭に生かして欲しいと切に願っています。「職場に居る方が一番安心」と言ってくれたスタッフに、にっこり笑顔で返しました。