症例のご紹介18

症例のご紹介18

◎ 症例18 50代 男性 「硬い肉も食べられるようになりました」

【詳細】
こちらの方は、ご近所で知人に「入れ歯で評判が良い歯医者なら」との評判を聞き、初めてのご来院されました。
今まで使用していたプラスティック製の入れ歯が合わず、食事が思うように、しっかりと噛むことができないとお悩みでした。今回は修理や調整ではなく、できれば新しい入れ歯で、食事が楽しくできるようにというご希望でしたので、審美的(見た目の良さ)にも優れた、長く使える耐久性の高いもので義歯を新製することになりました。

まず、現在残っているご自身の歯を長期的に保てるように歯周病の治療からスタートしました。一般的なクリーニングと同時に、増えていた歯周病菌をコントロールするために、歯周内科治療にも着手しました。歯周内科治療とは文字通り内科的な処方(投薬など)を通して行う治療方法です。まず顕微鏡検査を行い、菌の状態を踏まえて抗生剤、抗カビ剤などを使用しながら、歯石やプラーク(細菌)を除去していきます。当院では20年以上前から歯周内科治療を取り入れているのは、歯周病菌がお口の病気に限らず、血管を通して全身疾患への影響に注目しているからです。これは「歯原性菌血症」と言われ、お口の中の細菌が、歯周ポケットなどから血管内に侵入することで、動脈硬化・心臓血管疾患・糖尿病・肥満・骨粗しょう症・脳血管疾患・高脂血症などを引き起こす原因の一つとされています。

歯周病治療を行う間に、仮義歯製作を開始し、これを使用して、噛み合わせや歯並びを綿密にチェックします。残存歯位置、状態、そして患者さんのご要望にできるだけ近づけるために今回選択したのが、上顎のチタン金属床の部分義歯でした。まず、上顎にしっかりし義歯で噛み合わせの基準を作り、下顎は残っている歯がしっかりしているので安定感のあるスマートデンチャーとなりました。下顎は、少し複雑な形状でしたので、見えないように前歯の裏側にシンギュラムレスト(基底結節、ふくらみを作り義歯の支台とする装置)で支える構造とし、より安定した入れ歯となりました。現在は、「硬い肉も食べられるようになった」と喜んで頂いています。今後は定期的なメンテナンスを通して、この義歯が生涯に渡って快適に使って頂けるようにお手伝いさせて頂きたいと思います。

【経過の写真】


【治療箇所】
上顎 チタン金属床、下顎 白金加金スマートデンチャー

【治療費用】
上顎:約40万円(税込)
下顎:約60万円(税込)
合計:約100万円(税込)

【治療期間】
約3か月(来院回数約10回)

※副作用とリスク 
上下の入れ歯のため十分になれるまでに時間がかる場合があります。

TEL:047-477-7059